世界陸上2015 注目の日本代表サニブラウン
最年少の世界陸上代表!サニブラウン選手をチェックしてみました
「代表に選ばれたら、高校生なりにチャレンジャーとして色んなことを経験したい」とコメントしていた代表最年少のサニブラウン選手がボルトと同じ舞台に立つことができました。
大会前にサニブラウン選手について少し調べて見ました。
サニブラウン選手の略歴
2015年のユース大会、レコード優勝で注目を浴びたサニブラウン選手。
ボルトが作った大会記録を破ったレースご覧ください。
最後の直線の伸びは方は見てて圧巻でした。
サニブラウン・アブデル・ハキーム
Abdul Hakim Sani Brown
国籍 日本
種目 短距離走
所属 城西大城西高校
生年月日 1999年3月6日(16歳)
出身地 福岡県
身長 187cm
体重 74kg
福岡県出身。ガーナ人の父と日本人の母を両親に持つ。母親はハードルで全国高等学校総合体育大会陸上競技大会に出場した経歴を持ち、その母の薦めで小学校3年生から陸上競技を始める。
中学校、高等学校と城西大学附属城西中学校・高等学校に進学し、クラブ顧問の山村貴彦(元日本代表・シドニーオリンピック出場)の指導を受けるようになり、高校1年生時の第69回国民体育大会100m(少年B)に10秒45で優勝。2015年1月には、東京オリンピック (2020年)代表選手候補に期待される日本陸上競技連盟の「ダイヤモンドアスリート」に認定された。
高校2年生となった2015年6月の日本陸上競技選手権大会は100m3位、200m2位であった。2015年7月にコロンビアのサンティアゴ・デ・カリでおこなわれた第9回世界ユース陸上競技選手権大会では、100mに10秒28、200mに20秒34で優勝し、2冠を達成した。
200mの男子世界記録
まだまだタイム的には届きませんが16歳という伸びしろを考えれば
今後の活躍に期待したいですね。
特に2020年東京オリンピックではメダル候補に!ってこともあるかもしれません。
同年齢時のボルトの記録を破ってますからね!
歴代タイム | タイム | 風速 | 名前 | 所属 | 場所 | 日付 |
1 | 19秒19 | −0.3 | ウサイン・ボルト | ジャマイカ | ベルリン | 2009/08/20 |
2 | 19秒26 | 0.7 | ヨハン・ブレーク | ジャマイカ | ブリュッセル | 2011/09/16 |
3 | 19秒32 | 0.4 | マイケル・ジョンソン | アメリカ合衆国 | アトランタ | 1996/08/01 |
4 | 19秒53 | 0.7 | ウォルター・ディックス | アメリカ合衆国 | ブリュッセル | 2011/09/16 |
5 | 19秒57 | 0.4 | ジャスティン・ガトリン | アメリカ合衆国 | ユージーン | 2015/06/28 |
6 | 19秒58 | 1.3 | タイソン・ゲイ | アメリカ合衆国 | ニューヨーク | 2009/05/30 |
7 | 19秒63 | 0.4 | ゼイビアー・カーター | アメリカ合衆国 | ローザンヌ | 2006/07/11 |
8 | 19秒65 | 0 | ウォーレス・スピアモン | アメリカ合衆国 | 大邱 | 2006/09/28 |
9 | 19秒68 | 0.4 | フランク・フレデリクス | ナミビア | アトランタ | 1996/08/01 |
10 | 19秒72A | 1.8 | ピエトロ・メンネア | イタリア | メキシコシティ |
1979/09/12 |
その他の超高校生級選手
サニブラウン・アブデル・ハキーム選手も選ばれた
超高校生級のダイヤの原石
2020年の東京オリンピックに向けてどんな活躍をするのか
今からチェックしておきたい選手たちですね。
<ダイヤモンドアスリート>
・男子
山下潤(福島高)
犬塚渉(浜名高)
北川貴理(敦賀高)
岩本武(京都両洋高)
平松祐司(西城陽高)
佐久間滉大(法政二高)
池川博史(滝川二高)
・女子
藤森菜那(浜松市立高)
高松智美ムセンビ(薫英女学院中)
北口榛花(旭川東高)
日本陸上競技連盟は9日、2020年東京オリンピックでの活躍が期待される「ダイヤモンドアスリート」に昨年の国体少年男子B100メートルを大会新で優勝したサニブラウン・アブデル・ハキーム(城西大城西高)、男子400メートル高校3冠の北川貴理(敦賀高)ら11名を選出した。メンバーは記録や実績にとらわれず、全国9地区の「タレントマネジャー」からリストアップされた約50名の中から絞り込んだ。今後は日本陸連が選手たちの海外での合宿やトレーニング、大会出場などのサポートを行う。
(写真:ゲストとして認定書を贈呈した室伏と、「ダイヤモンドアスリート」に選ばれたハキーム)「(ダイヤモンドアスリートは)矛の部分。攻めていく」。東京オリンピックプロジェクトチームのディレクターを務める山崎一彦強化副委員長は、新しい選手強化システム策定に取り組んでいる。
現在、全国に十数名いるタレントマネジャーが昨年4月から調査を開始し、人材発掘に努めてきた。選考基準は記録や実績ではなく「可能性」だ。山崎強化副委員長は「将来的に伸びるであろうという人たち、他種目への転向を含め、いろいろな可能性を持った人たちを選んだ」と語った。ダイヤモンドアスリートは目利きで選んだ“原石”たちを国際的な選手に育成する狙いだ。
この日、認定書のプレゼンター役を務めた男子ハンマー投げの室伏広治は、新プロジェクトの効果をこう期待する。
「東京オリンピックに向けて国際化を図っていかなれければいけない。世界基準のマインドを身に付けるためには、日本の中だけでやっていても磨かれない。日本で成績が良くても海外に行くと全然ダメという選手がいますが、共通する問題はコミュニケーション能力に欠け、日本をそのまま持っていてどんどん孤立してしまうことです。大会でその土地になじめず、ストレスで成績が出せないでは話にならない。国際化は競技力と同じぐらい大事なことだと思いますね」5年後の東京オリンピックで「メダル、または入賞が期待できる」と選ばれた11人の原石。ただしダイヤモンドの原石だとしても、磨かなければ輝きは生まれない。磨き方次第で宝石の価値は大きく変動する。指導者の育成も含め、今後の体制をしっかりと築けるかどうかが成功のカギを握る。
まとめ
次の東京オリンピックのエースになる世代が徐々に頭角を現してきています。
そんな次世代のエースを観るのも楽しみの一つですね。
陸上競技、特に短距離などはは体格の違いから欧米・アフリカの選手たちとは
かなり差が開いているので、
体格もボルト並みのサニブラウン選手のこれからを期待しましょう
間も無く開催!世界陸上2015 200m男子日程は
8/25予選・8/26準決勝・8/27決勝の予定です。
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